消えゆく関西弁講座

 

  

「さらのまえかけ」の巻

意味

「新しいエプロン」

解説

我が家では、「エプロン」などというハイカラな言葉はありませんでした。割烹着もエプロンも、全部「まえかけ」と言ってました。
というより、「割烹着」というものを今の若い人は知らないだろうなぁ。

「さら」というのは「新しい」という意味なんですが、「新品」とか「より新しい」という表現をするときには、「まっさら」と言います。

どちらかというと、「まえかけ」の方が消えゆく関西弁に近いかも。

使用例

その1

「明日、調理実習やねん。エプロンと三角巾を持っていかんとあかんねん」
「エプロン? ああ、まえかけかいな。ほんなら、こないだ(この間)もろうたやつ持っていき。あれ、まっさらやし」
「うん♪ あれきれいやもんな」
「そやけど、さらやから、汚さんようにしいや


「へ・・・?」

使用例

その2

「子供の頃って、お正月にさらの服、着せてもらわへんかった?」
「うん、服だけちごうて、下着も靴下も全部まっさらやったなぁ

「お母ちゃんが気合い入れて、正月前には買い物すんねん。今と違うて、お正月三が日はなんもかんも全部休みやったからな。タオルもバスタオルも足ふき(バスマット)も、ぜーんぶさらに変わったわ

「なんかそんなん見てて、正月来るんやって思うたもんやけど」
「正月やなって、どきどきしたけどなぁ・・・」