消えゆく関西弁講座

 

  

「もっさい」の巻

意味

「ださい」という言葉が、一番近いかなあ。でもいろいろな使い方をします。

解説

発音するときは、力を入れるのがポイント。軽く言ってもあまりインパクトがないです。小さい「つ」を入れるのが、通です(ほんまかなあ?)

この間、関東圏に住む人としゃべったとき、この言葉のことを話していたので、久々に思い出しました。
小さい頃には、結構使ってたように思うんだけどなあ。

使用例

その1

「あの男の人、毎日おんなじ背広を着たはるなあ」
「そうやな」
「夏も冬も同じや。冬になったら、ベスト着るだけや。ほんまに、もっさい人やなあ、あの男の人」
「あんた、あの人のことがそんなに気になるんやったら、新しい背広買うたげたら?」
「いややわ〜。雪が降ってるような寒い日でも、コートも着んと、いつもの背広で歩いてる人なんて」
「・・・よう見てるなあ、この子」

使用例

その2

「ここの駅前、情緒あるなあ。ええ雰囲気やで」
「そうかな、普段から見てたらわからへんけど」
「うちらが降りる駅の前には、やたら高いビルが建ってるかと思うたら、横に普通の家があったりして、町並みががたがたや。あっちこっち掘り返してるわりに、路肩はがたがた。どこ行ってもがたがた。ほんまに、もっさい町やで」
「建物建てたらええって、思うてるんとちゃう?」
「それになあ、役所の屋上にはいつ使うかわからんヘリポートまであんねんで。あんなん作るんやったら、路肩直せよ〜。ほんまに、もっさい役人ばっかりや」
「・・・ようぼやくやっちゃなあ」

(私が在住する市の役所屋上にヘリポートがあるというのは、本当でございます)