消えゆく関西弁講座

 

  

「屁のつっぱりにもならへん」の巻

意味

「何の役にもたたない、どうしようもない」

解説

正直、あまり「お上品な」言葉ではありませんので、女性はまず使いません(もし使っても、白い目で見られます)。
この言葉をよく使っていたのは、以前勤務していた会社の上司です。というか、私はこの上司の口からしかこの言葉を聞いたことはありません。

大阪らしい言葉だと、個人的には思います。

使用例

その1

「こいつ(部下)と一緒に納品に行ったら、危ないわ・・・」
「へえ、なんでですか?」
「今日、こいつと2人で小形トラックで納品に行ったんやけど、こいつ、トラックの真後ろで、『オーライ、オーライ』って言いよんねん。声はすれども、姿は見えずや。ひいてしまうんちゃうかと思うて、ひやひやしたで。本人はそれがへんやってこと、全然気付いとらんし」
「はっはっは!」
「それにこいつ、重い荷物は全部俺に運ばせよるし。ほんまに、屁のつっぱりにもならへん奴やで」
「・・・信じられへん部下やな」

・・・・そばでその部下は、へらへらと笑っている・・・・。

使用例

その2

(使用例その1の部下と、私の会話)

「なあ、免許持ってんのに、なんで車の運転せえへんの?」
「だって、大阪は怖いもん(ちなみに彼は関西人ではない)

「そやけどな、どうしても車で行かんとあかん時に、上司を運転手にして、お客さんとこに行くなんて、へんやと思わん?」

別にいいじゃん。暇そうだもん

「・・・おいおい、そこまで言うか・・・」

「あ、今日行くところの担当者、何もわかってない人だ。この人、だめ
「あんたの説明が悪いんとちゃうん?(私も言いたい放題)

「違う、この人、だめ」

・・・・そばでこの会話を聞いていた上司が、ひとこと・・・・

「ほんまに、屁のつっぱりにもならへん奴や。こいつなんとかならんか」