「ひーエッセイ」 バックナンバー

 

 

   

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目からうろこがぼとりと落ちる
     ★★ひーエッセイ★★     2005年1月10日(月)発行
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第112巻 「お正月スペシャル! 2005」
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明けて大分経ってしまいましたが、とりあえず新年の御挨拶を。
皆さん、あけましておめでとうございます。ひーです。

大変ご無沙汰しておりますが、皆さんは、お元気でしたか?
私はお陰様で、元気です。何とか無事に生きてます。
長い間「ひーエッセイ」の発行をお休みしてしまい、本当に申し訳ありません。どたばたと過ごしている間に猿はどこかに行ってしまい、気付いたら酉がやって来ていました。特に12月は、慌ただしかったです。

前回「ひーエッセイ」を配信したのは、9月でした。それからあっという間に3ヶ月以上経過してしまいました。昨年は一昨年よりも、エッセイの配信回数がさらに激減。
ああ、それなのに、それなのに。

購読解除せずに気長に待っていて下さる方。
お休みしていた間にも、新たに定期購読申込みをして下さった方。
「エッセイを待ってます」とメールを下さる方。
「最近、メルマガが、けーへんで(来ないよ)」「ゲームばっかりしてんと、書きや〜」と、ずぼらな私のお尻を叩いてくれる友人たち。

私にとって皆さんの存在は、大きな励みです。また、油断すればすぐ風のように流されてしまう自堕落な私を、自分でお尻ぺんぺんしながら責める材料にもなっております。
お休みしていた間、本当にすごく心苦しかった。いつも心の片隅に、このエッセイのことがありました。知らず知らずのうちにエッセイのネタ探しをしている自分に気付いて、苦笑いをしてしまう時もありました。

この「ひーエッセイ」は、私に書くことの楽しさを気付かせてくれた、大切な宝物です。前にも書いたと思いますが、私のライフワーク的なものです。
「ほぼ週刊」と銘打ってはいますけど、時間的に書けない時やネタ切れ等でご迷惑をおかけすることは今後も多々あるかと思います。でも細く長く、私なりのアンテナを張り巡らせながら、素直な気持ちで書き続けていきたいと思っています。今年もどうぞ、よろしく叱咤激励のほどお願いします。

さて、新年一発目、加えて3ヶ月ぶりの配信ということで、今回は昨年の私の総括をしてみようかなって思います。
昨年は、特に仕事に関しては「ギアチェンジした年」。これに尽きます。とは言っても、超低速から1段階アップしたくらいのものですけどね。

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昨年の10月で、仕事用のホームページを立ち上げてから3年が経過しました。「石の上にも3年」ということわざがありますが、家で仕事を始めると決めた時、とにかく3年は頑張ってみようと思っていました。

この3年で、たくさんの出会いがありました。地元のフリーペーパーに掲載している広告をご覧になった方からの依頼や、ホームページを通じての仕事も少しずつですが増え始めました。それどころか、私的ホームページを通じて私に興味を持って下さり、仕事につながったこともありました。
だけど、「来る物(仕事)拒まず」精神で仕事をしても、仕事量や受注金額はまだまだ少ないし、「儲かっている」というレベルには全く到達していません。

このままでいいんだろうか。
私は何をしたいんだろうか。
私はいったいどこに向かっていこうとしているのか。

暇さえあれば、私はしょっちゅう立ち止まって考えていました。

そして春先、私は2年近く続けたある会社のホームページ管理の仕事から撤退するという、大きな決断を下しました。
本当は続けるべきだったのだと思います。半ば逃げ出したような形でしたし、この会社の売上は大きな収入源でしたから。

でも私は、その会社の社長さんの仕事に対するスタンスが、どうしても理解できなかった。いったい私に何を求めているのか、ご自分がいったい何をしたいのか、ご自分でもおわかりになっておられなかった。
詳細は長くなるので割愛しますが、いくら私が考えても努力しても、社長さんとの溝は深く広くなる一方だったのです。父親くらい年の離れた人との永遠にかみ合わない議論は、非常にしんどかったです。100%私のわがままだとわかっていましたから、撤退を決断するまでにかなり悩みました。
だけど結局、最後までかみ合わなかったですね。

この決断にかなりの気力を使った上に、春から夏にかけて非常に暇な時期が続いたので、私はさらに憂鬱になりました。来る日も来る日も何をする気も起こらず、気分はへこむ一方。毎年声を掛けてもらっていた、夏から秋にかけての入力仕事も、結局断ってしまいました。

暑くてどろどろになっていた夏の終わり頃、思いがけない所から電話が入ってきました。ポスティング会社からでした。
数ヶ月前にその会社は、配達員募集のチラシを新聞に折り込んでいました。それを見た私は、何気なく申込みをしておいたのです。ですが全く連絡はなく、それっきりすっかり忘れてしまっていました。今思えば、私は無意識に現状打破を求めていたのでしょう。

仕事内容は、郵便物でないカタログ等の個別配達。配達エリアは、私が住む町のすぐ隣町。週に2〜3度、我が家に配布物が持ち込まれ、配布期間は3日間。
ある程度自分のスケジュールに合わせて動くことはできますが、どんなに大量の部数でも配布期間の延長はありません。また、労力の割に報酬は高くない仕事だと予想はできました。一瞬悩みましたが、すぐOKの返事をしました。

とにかく、外に出よう。うだうだ考えてないで、動こう。そう思ったのです。

その翌週からさっそく配布物の持ち込みがあり、隣町をバイクで走り回ることになったのです。
配布数は数部の時もあれば、200部くらいの時もあります。また、隣町といえども通ったことのない道がほとんどで、住宅地図を見ながら回っていても迷ってしまうこともありました。
配布物の重さでバイクをうまく扱えず、転んだこともあります。カタログを道にばらまいたこともあります。
でも結局、このポスティングがギアチェンジのきっかけになったのです。

とにかく、自分にできることを地道にやっていこう、と。
分相応に、ひとつひとつこなしていこう、と。

それ以降、いろいろなことが動き出しました。
ホームページを通じて新たな依頼を頂いたり、結果は箸にも棒にもかからなかったけれど、印刷業者さんから声を掛けて頂いてコンペにも参加することができました。
また、店舗調査報告書の文章作成という毛色の変わった作業にも挑戦できました。これは、覆面調査員が行った様々な店舗での調査結果をまとめるという仕事だったのですが、決め事に従って文章を作成するという意味で、非常に勉強になりました。
他にも、福島県のとある部署が募っていたコラムに応募し、それが佳作入選したり、私が住んでいる市が主催したホームページコンテストで、私の仕事用ホームページがベスト17に入選したりもしました。

結局、一歩踏み出さなければ何も始まらないんだな。
今、しみじみとそう感じています。

一つの仕事を撤退したことも私にとっては意味があったのかもしれない。潮時だったのかもしれない。すごく疲れたけれど、一生懸命悩んだことは無駄じゃなかったって、今は思っています。
このままでいいのか、どこに向かえばいいのか、今も結論は出ていません。でも結局、自分のできることを続けていくしかない。そこから生まれる新たなつながりを、信じていくしかないんですよね。

「ひーエッセイ」を読んで下さる皆さんとの絆を信じて、今年も頑張っていきます。応援、よろしくお願いしますね。