「ひーエッセイ」 バックナンバー

 

 

   

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目からうろこがぼとりと落ちる
     ★★ひーエッセイ★★     2004/05/21 発行
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第105巻 「いいわけ」
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 このままではいけない、書かなきゃ、何とかせねば。ずーっと気になりながら、2ヶ月以上「ひーエッセイ」の配信が止まってしまっている。どの顔を下げて、購読者の皆さんにお詫びしたらよいのだろう。
 それに考えたらこの2ヶ月、私はいったい何をしていたのだろう。困ったな。でもとにかく書こう。何書いても言い訳にすぎないけれど。

 前回のエッセイ配信後、マイクロソフト社の「アクセス」を使った簡易ソフト作成に着手した。依頼主は、約2年半前に仕事用ホームページを通じて依頼下さったA社。当然、全く見ず知らずの会社である。
 当時友人・知人からはお情け仕事をもらってはいたけれど、私にとってはこの会社の仕事が事実上の「初仕事」だったのだ。

 今回の依頼は、A社が懇意にしているB社のために必要なソフト製作。
「データベース」というものをまるでご存じないB社の社長の代わりに、A社担当のT氏が全てを取り仕切り、本来私がやるべき価格や支払い方法の交渉まで、頼みもしないのに全てやって下さったのだ。まるで、私が雇っている営業マンみたいである。やれ、ありがたや。

 それとほぼ同時期に、私の知人が勤務するC社のホームページ作成依頼が舞い込んできた。実はその知人、私が2番目に勤務していた会社の同僚で、現在は同業他社に転職されている。

 今やホームページは、素人さんでもそれなりのものを作成できる時代だ。デザイン性が傑出していたり、新技術をいち早く取り入れるなど「プロ」ならではの特色がなければ、仕事として成り立たない。
 もとよりデザインの才能が全くない私なので、ホームページ作成の仕事は基本的には受けていない。
 そう申し上げたのだが、結局お受けする羽目になってしまった。

 C社の製品は、一般の人には全く知られていない。店で販売するような代物ではないからだ。
 業界大手企業(とはいっても、世間的には非上場の中小企業なのだが)は、ほんの数社で、業界全体でも10数社しかない。典型的な「知る人ぞ知る」会社なので、商品や業界の事情を知っている人も少ない。

「他の人に頼んでもええねんけど、そのへんの説明をするのが結構めんどくさいんや。そやから頼むわ」

 おい、私への依頼理由は、それだけかいな(--;)

 A社依頼のソフト作成は、終盤で難航を極めることになる。考えてみれば、まだ会社勤めしていた頃にも簡単なソフトを作ったことがあるのだが、悩んだ箇所はその時と同じ。納期には余裕をみていたのだが、追いつめられる。やばい。

 もっと違う方法で作成しようと思ったのだが、実際に運用する人はパソコンの初心者で、しかも年配の方。当初考えた方法が絶対に使いやすいと思えたので、あきらめきれない。
 そこで、インターネット上にある「お助け掲示板」に書き込みをしてみた。ある人が寄せてくれた回答は直接の答えではなかったのだが、発想の転換をする大きなきっかけとなった。悪戦苦闘の末に、思うような動きをするソフトができた時のうれしかったこと!

 ソフトの納品が無事完了したので、次に配信する予定の「ひーエッセイ」の原稿を書き始めた。だけど、それまでなかなか出てこなかったホームページ用の資料がどんどん届き始め、その後はホームページ作成が本格化する。
 この時書いていた「京都」という仮タイトルがついたエッセイは、現在も休眠中。いずれ、必ず配信します。

 このホームページでは、技術資料や製品マニュアルなどを閲覧できるようにすることになっていた。大昔に作成された紙印刷の資料を、パソコンで扱えるようデジタル化したのも、実は私である。ホームページ作成に加え、そのデジタル化の追加も舞い込んでくる。

 その元資料がまともなものならよいのだが、退職してしまった社員がレイアウトも何も考えず作成した、解読難解な代物だった。この業界の事務員をしていたと言っても、退職してから既に10年以上経過している私。専門用語はわんさか出てくるし、マニュアルに該当する商品を見たことも触ったこともない。ふらふらになりそうだった。

 試行錯誤・七転八倒の末、この会社のホームページは4月下旬に無事オープンした。やれやれ。

 ほっとしたのもつかの間、パソコン周りの悲惨な状態に気付いた私は唖然とした。
 データのバックアップは全くとっていないし、毎月購入しているパソコン雑誌が、約1年分くらい積ん読状態。それに、ウィルスメール受信が一気に増え始めていた。毎日10通以上舞い込んでくると、削除するのもうんざりする。

 ウィルスメールだけではない。駄文だらけの私的ホームページ上に表示しているフリーメールアドレス宛にも、けったいなPRメールが増加の一途をたどっていた。出会い系、H系、怪しげなサイドビジネス系、とにかく様々である。
「アドレス変更しました♪」というタイトルのメールは特にしつこくて、今も毎日数通届く。内容は全く同じで、送信先のメールアドレスだけが変化しながら、届いた数は既に100通以上。嫌がらせとしか思えない。

 そんなこんなで、収拾のつかない状態になっていたパソコン周りを整理すべく、私は重い腰をやっと上げた。こんなものは勢いでやらないと、片づかない。

 山積みになっていた雑誌をチェックし、必要な資料はスキャナーでパソコンに取り込み、整理し始めた。ついでに、古くなったり不要になった他の雑誌も一斉に処分することを決めた。
 煩雑になっていたメールアドレスの整理もし、ウィルス駆除ソフトのバージョンアップも図った。私の財産でもあるデータのバックアップ方法も変更して、いざという時のためにさらに万全となるようにした。

 時間はかなりかかったけれど、机回りもやっとリセットされ、気分的にも落ち着いた。しかし、どこまで書いても言い訳だな。
 長い間エッセイをお休みして、ご迷惑をおかけしました。<(_ _)>