コアすぎる、話

 

   


Vol-01 「愛の嵐」

 その5 ちょっと番外 「Mrs.メランコリー」

 私が昔、「愛の嵐」にはまったのは、ストーリーのおもしろさのためだけではなかった。
 主題歌を歌っている人を知って、びっくりしたということもあったのだ。

 その昔、ヤマハが主催する「ポピュラーソングコンテスト(ポプコン)」というものがあった。当時はシンガーソングライターの登竜門として知られ、ここから円広志さんやあみん、世良公則&ツイストなどたくさんの歌手が生まれた。

 このポプコンの九州地区予選(だったと思う)で入賞したことがきっかけでデビューした女性がいた。彼女の名前は、下成佐登子さん。
 私が彼女を知ったのは、「コッキーポップ(テレビ版)」という番組(ポプコンに出場した人たちを紹介したりする番組)で、「悲しみのアクトレス」という彼女の曲を聞いた時だった。

 私はこの曲が、大好きになった。レコードを手に入れようと、あちこちの店を回った。大阪市内でこのレコードを見つけたときのうれしかったことといったら・・・。

 彼女の歌がヒットチャートにランクインすることは皆無だった。テレビにも出演されない。今のようにインターネットなどなかったので、彼女の行方を追うことは、至難の業だった。
 彼女の歌に久々に出会えたのが、「愛の嵐」だった。彼女の曲「Mrs.メランコリー」が主題歌として毎日流れていた。信じられなかった。うれしかった。彼女の声が聞きたくて、最初はチャンネルを合わせていたくらいだ。

 番組の雰囲気とも、よく合っていた。切ないシーンでの定番BGMが、この曲のカラオケだった。これが流れると、涙なくしては見られない(;_;)

 BGMといえば、昔版は音が重厚だった。「ピンチ!」の時に流れるBGM(ちゃかちゃん、ちゃん、ちゃん、ちゃちゃちゃんちゃん)は、絶品だったなあ。


('02/08/06)