めざせ!ハンドレッドセラーエッセイスト

 

 

   

株式会社オフィスエム社発行のメルマガ向けコラム

「SOHOについて私が思うこと」

 最近、特にインターネットの世界では、「SOHO」という言葉をあちこちで見かける。「スモールオフィス・ホームオフィス」を略したこの言葉は、仕事をしたくても外に働きには行けない人や、リストラなどで職を失ってしまった人たちにとって、魅惑に満ちた言葉である。
 だけど「SOHO」って、本当は何なのだろう。私が自宅で仕事をしたいという思いを抱き始めた時に思ったことが、これだった。

 私は、「SOHO」の本当の意味がつかめないまま、突っ走り始めた。だから、数多くの失敗をした。回り道もした。
 だけどそのおかげで、「SOHO」とは働き方の形態のひとつにすぎないということを、私は理解できたのだ。

 サラリーマンなど、SOHOとは別の形態の働き方をしている人たちとは、働き方こそ違えど、仕事をし、収入を得ることに関しては、共通である。
 だから、自分からお金を支払って仕事を得たり、1日数時間で多くの収入を得ることなど、「SOHOだからあり得る」のではない。いかなる時でも、あり得ないのだ。

 SOHOはまだ発展途上ではあるが、徐々に広がりつつある。SOHOをもっと広めるためには、「待ち」から「攻め」への転換が必要だと思う。
 SOHOは、仕事を発注する側の選択肢を広げた。これからは、SOHOにしかできない仕事、SOHOでもできる仕事をSOHO側から提案していくことこそが、SOHOという働き方を広げていくことにつながるんじゃないかと思う。

 身の丈SOHOを目指すもよし、一国一城の主を目指すのもよし、SOHOの可能性は無限に広がっている。切り開くのは、SOHOという働き方を選んだ自分自身。
 SOHOを生かすも殺すも、今SOHOにチャレンジしている人の頑張りにかかっている。

 1日も早く、「私はSOHO形態で仕事をしています」と、肩肘はらず、自然に言える社会になってほしいと願っている。